カ・ラ・ダ中に風を集めて 巻き起こせ。

 

先日誕生日を迎えて、またひとつ大人になった。

改めて、みなさんいつも本当にありがとう。

36歳のわたしもよろしくね。

 

わたしだけでなく、わたしの友人にも秋生まれ率が非常に高い話は、以前どこかでしたと思うんだけど。

その中のひとりに、お誕生日が一日違いの親友がいる。

 

彼女との出会いは、大学時代まで遡る。

 

わたし達が通っていたファッション系の大学は、1.2年生は共通過程で、3年生から専門コースを選択する制度だったんだけど、彼女とはその専門コースが一緒になった。

ただ、3年生の時はグループも違い接点がほぼがなく、なんなら、やたら黒い集団に属してギラギラしていた彼女の存在に、同級生ながらほんのりビビっていた。

その証拠に、彼女がスケボーで骨折した時にクラスで書いた寄せ書きには『早く良くなってね、お大事に!』的な。Chat Gptでも推奨しないような、ごくごく当たり障りのない一文しか書けなかった。

(スケボーで骨折、というやんちゃエピソードも今思うとじんわりウケるね。)

 

そんな彼女とわたしの距離がグッッッと近づいたのは、卒業ショーのグループが一緒になった、4年生の時。

 

前述の通り少し怖い存在であった彼女がリーダーになり、最初こそ一抹の不安を覚えたものの、すぐに宇宙の彼方に吹き飛んでいった。

 

わたし達は、とても気が合った。

来る日も来る日も遅くまで制作をしながら、色んな話をした。

 

そのほとんどが、もし〜ならどうする?というシチュエーショントークで、わたしのブログにこの手のネタが多いのは、そんな日々の影響を多分に受けているからだと推察する。

 

そして、これは本当に不思議なことなんだけど、彼女とわたしが一緒にいると、やたらとトラブルが起こる。

これは、大学を卒業してから随分と経つ今も変わらない。

 

制作の夜食にとバイト先の人が作ってくれたおにぎりの具が1人だけなかったり、

旅先では土砂崩れで電車が止まり、仕方なく乗り込もうとしたタクシーからデカすぎるムカデが出てきたり。

そうそう。つい先日も表参道で優雅にモーニングをしていた時に、ジリジリリ!と火災報知器が鳴り響き、あれよあれよと消防車3台、消防士さん20名程が集まる大騒ぎになったばかりだ。

 

なんなら、2人揃って応援している某大手芸能事務所も、彼女の誕生日に終焉を迎え、わたしの誕生日から新しい一歩を踏み出した。

 

これも我々が起こしたトラブルなのだとしたら、余りにも規模がでかすぎる。

 

これから先、物理的に距離が離れた2人が久しぶりに集合したら、この世にどんなことが起こってしまうのだろう。

 

怖くもあるし、楽しみでもある。

 

その答えをするためにも、わたしは東京行きの新幹線に乗り込むだろう。

 

 

おわり。