"推し活"という言葉が、トレンドを飛び越えて定番になりつつ昨今。
生身のアイドルや俳優をはじめ、2次元に2.5次元、電車にスポーツゆるキャラなど、その対象は多岐に渡る。
かくいうわたしも、幼少期から様々なものを推しながら生きてきた。
記憶に残る最初の推しは、ポケットビスケッツだ。
ウッチャンナンチャンのウリナリ!!という番組から生まれた3人組グループで、ボーカルの千秋のファッション性と歌のうまさに子どもながらに憧れたのを覚えている。
当時小学生だったわたしは、健気に番組企画の署名活動に参加したり、海を渡って(というと大袈裟だけど)香川にライブに行ったり、ポケットビスケッたという育成ゲームを買ったり、と。可能な限りの推し活に勤しんでいた。
(懐かしすぎてひっくり返りそう)
二次元では、幽☆遊☆白書の蔵馬とスラムダンクの藤真から始まり、エヴァのアスカとカヲルくんにどハマりした記憶がある。
こう振り返ると昔は正統派美男子/美女に惹かれていたことが分かるが、現在では幽白では酎、スラダンでは水戸洋平と清田信長に"推し変"をした。
余談だが、昨年行った冨樫義博展では蔵馬と酎をトレードするという、一般的には考えられない条件を自ら提示し成立させた。当時のわたしが知ったら、なんと言うだろうか。
(友人のパックから酎が現れた時は思わず六本木の中心で叫んでしまった。)
その他にも、ロアルド・ダールとクエンティンブレイク(児童文学作家とイラストレーター)や、アランジアロンゾ、ロドニーアラングリーンブラット(イラストレーター)や、お馴染み古畑任三郎と金田一少年の事件簿にSHAKALABBITS、GO!GO!7188などをその時々の全力で"推して"きた。
そんな現在のわたしの"推し"は、ブログでも度々触れている、清水エスパルスと、sexy zoneである。
エスパルスはJ2(かつ大事な試合で惨敗)だし、sexy zoneは事務所がずっとざわざわしている。
だけどどちらもわたしにとっては必要不可欠で、彼らを応援することは"推し活"というより、もはや生活の一部である。
これから先、担降りするかもしれないし、推し変する可能性だってある。
逆に、推し側の事情で急に応援できなくなる可能性だって多分にある。
だからこそ、『推しは推せる時に推せ』のマインドでわたしなりの推し活をしていきたいな、と思う。
と、いうブログをギリギリ日曜日に書き切った、10月最後のわたしでした。