先日友人からとあるブログテーマを提案して貰った。
推し活の為少し日が空いてしまったが、密かに温めていたそのテーマで、今日は書き進めていきたいと思う。
では早速!
「最近できた外国人の友達に教えたい!本当にオススメの日本の名所3選」
はじまりはじまり〜。
ここはもう、言わずもがなぶっちぎりでオススメ。なぜならあの場所の神聖な空気感は、どれだけ言葉にしても現地に行かない限りは到底味わえないからだ。
苔むした深い緑の中に佇む社殿の朱色。皐月晴れの下咲き誇る満開の石楠花と、青々とした新緑の力強さ。そこには、"映える"なんて言葉じゃ言い表せない景色がひたすらに続いている。
それから、現地で出会う人が全員優しいことと、お坊さんの所作がひたすらに美しいことも印象深い。きっと仏教の教えが態度や所作に根付いているからだと思う。
懸念点は交通の便がとてもとても悪いことだけ。だけ、というにはあまりにも大変だったので、そこは心して旅程を組んで貰うことにする。
②黒尊川(高知県)
わたしは四国が好きだ。
勿論、四国の中でも見どころは沢山ある。
香川でうどんを食べてもいいし、道後温泉で日頃の疲れを取ってもいい。時間が許せばお遍路さんを巡る旅だっていいだろう。
そんな魅力的な四国の中で、少しマイナーな黒尊川を推す理由。
四万十川の支流の中で最も透明度が高いと言われているその美しさが挙げられるが、理由はそれだけではない。
黒尊川は、わたしが一度死んだ場所だからだ。
なんていうと、少し物騒だけど。
幼少期に家族で遊びに行った時に川の深みに嵌ってしまって、文字通り生死を彷徨ったのだ。
結局、父が飛び込んでくれたおかげでわたしはこうして生きている。
美しい川と、あの日の父の姿。わたしにとって特別なあの場所を、是非友人にも見てほしいと思う。
西に生まれ西で生きてきたわたしは、東北とは縁遠い人生を歩んできた。青森は、そんなわたしが生まれて初めて降り立った東北の地。
三内丸山遺跡は、広大な土地に資料館と遺跡群があるんだけど、歴史的な知見がなくても土偶がかわいいだとか、昔の人の生活の知恵だとか。そんなラフな気持ちで十分に楽しめる。
隣接する青森県立美術館は、奈良美智のあおもりけんが有名なあそこ。
旅先で行く美術館ってなんでどこも魅力的なんだろう。作品だけではなく、建造物や土着感込みで鑑賞出来る点に心惹かれるのかな。
遺跡群と、美術館。この相反する建物が隣接している点が、わたしがこの場所を推薦する理由なのかもしれない。
以上がわたしが選ぶ日本の名所3選。
本当は"4選"というお題だったんだけど、かなりのボリュームになったのでこの辺りで。
その代わり来週は「最近上京してきた友達に教えたい!本当にオススメの東京の名所3選」をお届けしようと思う。
よかったら、みんなのおすすめも教えてね。
それでは。また水曜日に会いましょう。