トーキョーは夜の7時 嘘みたいに輝く街。

 

ピチカートファイブ、というか野宮真貴さんって本当にオシャレ。"東京"が出てくる歌ってきっと沢山あるんだけど、東京が持つキラキラ感と、その裏にある拭えない物悲しさの表現はこの曲がずば抜けているんじゃないかな。

と、冒頭から脱線してしまったけど。

先週から引き続き今週はまとめブログ風ブログでお届け!

 

「最近上京してきた友達に教えたい!本当にオススメの東京の名所3選」

行ってみよ〜!

 

①江戸とうきょうたてもの園(武蔵小金井)

我が町国分寺の隣駅、むさこといえばの武蔵小金井からバスで少し行った先にある小金井公園。そのだだっ広い敷地の中にあるのが、江戸とうきょうたてもの園だ。

両国にある江戸東京博物館(ここも面白い!)の分館であるたてもの園には文化的価値が高いたてものが移築、展示してあって、そのひとつ一つが何とも興味深い。

一般的には千と千尋の神隠しのモデルになったエリアが有名なんだけど、わたし的推し建築は前川國男邸。建築って完全に守備範囲外だから難しいことは分からないけど、吹き抜けのリビング、広い窓、重厚感のある木材と柔らかな障子。本当にどこをとっても最高にかっこいい。

叶うなら、前川國男邸に住みたい。無理ならせめて前川國男邸風の家に住みたい。だけどきっとそれも無理なので、新居にイサムノグチのakariを導入したいなと思っている。(そして旦那に反対されている)

これからの行楽シーズン、ピクニックがてら足を運んでみては。

 

②初夏の根津美術館(表参道)

表参道の少し先、青山エリアの奥の方にある根津美術館。竹が印象的なエントランスを抜けると、キラキラと華やかなエリアとは打って変わって、落ち着いた空間が広がっている。

東京の美術館にはあちこち足を運んだけど根津美術館の、中でも初夏を推薦するのは理由がある。

毎年この時期になると国宝である尾形光琳の燕子花図屏風の展示を行うのだが、その時期は館内の日本庭園にも燕子花が咲き乱れるのだ。

大作を鑑賞した後に庭に咲く燕子花を眺めながらお茶をいただき、尾形光琳に思いを馳せる。

大都会のど真ん中にいることを忘れてしまう様な体験を是非味わっていただきたい。

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③東京タワー(赤羽橋)

3つ目にして急にど定番の観光スポットで恐縮だが、わたしは東京タワーが大好きだ。

なんてったって赤くてデカくてカッコいい。そんな物を戦後15年足らずで完成させたなんて、どれほど凄いことだろう。

戦後日本の復興のシンボルというドラマチックな背景と、建物内の拭いきれない昭和感が、わたしを魅了して止まない。

どこか懐かしさを感じるお土産屋さん、垢抜けない公式ゆるキャラのっぽん。スカイツリーというライバルができて焦る気持ちも分かるけど、昭和生まれの矜持をいつまでも持っていてほしいなと思う。

 

以上がわたしがオススメする東京のオススメ3選。夏も終わりが近づいてお出かけに最適な季節がやってくるので、興味が湧いたら是非足を運んでみてね。