ご存知の方も多いと思うが、わたしは椎名林檎が好きである。
と、いうよりも同世代で"98年デビュー組"にちょっとも影響を受けずに生きてきた人を、わたしは知らない。
98年デビュー組、と聞くとピンと来ないかもしれないが、浜崎あゆみ、aiko、宇多田ヒカル、そして件の椎名林檎がそれに該当する。
ご多分に洩れず思春期ど真ん中に彼女らの曲を聞いて育ったわたしは、浜崎あゆみと孤独を共有し、aikoと共に恋に浮かれ、宇多田ヒカルに人生を学び、椎名林檎に情緒をぶん回されながら生きてきた。
(厳密に言うとMISIAも98年組なんだけど、特に思い入れがない為、ここでは割愛。)
椎名林檎の好きなところを挙げたらキリがないけれど、初期の青臭く尖った楽曲も、最近のオシャレで凄みを増した楽曲も。どちらも同じくらい好きだし、彼女の曲を聞くたびに唯一無二とはこういうことか、としみじみ感じる。
そんな唯一無二なアーティストである椎名林檎が、最近あるアイドルに楽曲提供をした。
それがなんと我らがsexy zoneなのだから、これはもしやわたしへのファンサなのか?と錯覚したとしても、少しもおかしくはないだろう。
とはいえ、楽曲提供の報せを目にした時は、喜びより先に『セクシー達に林檎嬢の曲が歌いこなせるのか?』という不安の方が勝った。
お世辞にも"歌が上手い"とは言い難いセクシー達。そんな彼等が椎名林檎の楽曲を歌うなど、世間からバッシングされたりしないだろうか。
ライブで初めて聴いた時は、アドレナリンが出まくっていて歌を楽しむ余裕なんてなかった。ただただ顔が良くて楽しくて、それが全てだった。
そして先日。
楽しみと、同じくらいの不安を孕んだその曲のミュージックビデオが、ついに解禁となった。
はい〜〜〜!!!!!!!!
圧倒的椎名林檎と、圧倒的な顔面のコラボ!!!!!!!
心配だった歌唱力も、バキバキのエフェクトとバリバリの顔面力でまっっったく気にならない。
いかんせん、一から十まで顔がいい。
シンプルな服と退廃的な雰囲気が今のセクシー達にベストマッチだ。
そして極め付けが。
スリー...
ツー...
ワン...
sexy..........
はい!!!!ありがとうございます!!!!
わたしが彼等を好きな理由は、この一見トンチキな事柄を至って真面目に、そしてかっこよくやり切るところにあるので、このフレーズが入ってるだけで勝ち確なのである。
セクシーに興味がないそこのあなたも、是非一度この『本音と建前』で特濃の椎名林檎と極上の顔面を味わってみてほしい。
以上、二週連続ステマと見せかけたただの"マ"ブログでした。
おしまい。