JR新宿駅の東口を出たら。

 

新宿と言う街が好きだ。

きらきらしたもの、かわいいもの、美味しいもの、楽しいこと。

この世のありとあらゆる欲に塗れたあれこれがなんでも揃う街、新宿が好きだ。

 

新宿ダンジョンと揶揄されることが多いこの街を、スイスイと泳ぐ様に移動できる自分を誇らしいとすら思う。

 

そんな新宿のオンナであるわたしに相応しく、今回のブログはここ、新宿は歌舞伎町のアパホテルからお届けしている。

 

と、いうのも。

 

新型コロナ陽性につきホテル療養中なんです、わたし。

 

15日(日)喉に違和感があったから、自宅にあった抗原検査キットを使用したら陽性で、慌てて病院に駆け込んで正式に診断を受けた次第。

 

今じゃ誰がなってもおかしくない、なんて言われてるけど。自分の陽性が発覚した時は、驚きと申し訳なさと、一番はGWに会った両親のことが頭によぎってちょっぴり涙が出てしまった。

 

自分が当事者になって初めて分かることがいくつもある。

 

ひとつ。ワクチンを3回打っていても、普通の風邪よりまあまあ辛い症状がでること。

ふたつ。東京都のサポートがかなり手厚いこと。

そして何より、まわりの人たちがみんな優しいこと、、!!!!!

 

症状に関しては、コロナ禍で体調を崩すこと自体が余りなくなってたから、

38度超の熱と燃える様な喉の痛みで最初の晩はゆっくり寝付くことすら難しかった。

4日目の今日はというと、喉の痛みと倦怠感、頭痛と腹痛も少しという、まだまだ中々の満身創痍ぶり。

 

東京都のサポートに関しては、自宅への食料支援が無料、ホテル療養が3食付きで無料、ホテルまでのお迎えの専用車も無料、そしてホテルに着いたら看護師さんによる体調管理がもちろん無料という、かなり手厚い内容。

療養初日である昨日、速攻酸素濃度が引っかかったのはドキドキしたけど、心から医療従事者の皆様ありがとう、税金ありがとうの気持ち。元気になったら文句言わずに働いて納税しなきゃな。いや、文句は言っちゃうかもだけど。

 

陽性が発覚してかなりメンタルが落ちていた時に、周りのみんなが優しいことばをかけてくれたり、差し入れしようかと提案してくれたり、暇つぶしのアプリ教えてくれたり、、、思い出すだけでも胸がいっぱい。

本当に周りの人に生かされてるなと感じたので、逆にみんなが困ってる時は優しい手を差し伸べられる存在になりたいな、と改めて感じる療養生活。

 

順調にいけば25日(水)に療養終了予定。

早く元気になってみんなと楽しく遊びたいけど、今はとにかくゆっくり過ごすしかないね。

ガラス一枚向こうで輝く、慣れ親しんだ新宿の街が恋しいぜ。

 

2週連続タイトルが椎名林檎になっちゃったけど、新宿といえばわたしか彼女だから、これは仕方がないことだ。

 

歌舞伎町の女王

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