寿司派?焼肉派?
から揚げにレモンはかける派?かけない派?
普段からわたしたちは、自分でも無意識のうちに"〜派"に属している。
ちなみにわたしは、
たけのこ派で寿司派で、から揚げにレモンはかける派。
ここまでは言い淀むことなく答えることが出来るんだけど。
世の中には即答しかねる質問も多数存在している。
その代表的なものが『犬派?猫派?』ではないだろうか。
犬はいい。
無邪気で従順でかしこく、ペットとしてだけでなく仕事や生活のパートナーとして活躍する子だっている程だ。昔飼っていたゴンちゃんとさくらは今でも我が家の家族でありアイドルである。
猫もいい。
気まぐれで気高く、そのくせ絶妙なタイミングで甘えてみせる仕草は我々を魅了して止まない。祖母の家にいたさっちゃんは、遊びたい盛りの3兄妹をうまくあしらいながらマイペースに生きていた。
みんなちがってみんないい、と。金子みすゞなら言うだろう。
だけどわたしは今日この場でひとつの答えを出したいと思う。
わたしは、
わたしは、、
わたしは 犬派 である、と。
わたしをこの結論に至らしめたのは、先週末に知人宅で遊んで貰った『マサオ』という存在だ。
亡くなったお祖父様の名前を引き継いだ豆柴のマサオは、それはそれはチャーミングないきものであった。
その日のマサオは知らない人(我々)と、お土産に持参した新しいおもちゃに大興奮し、
登場直後から数分間、あっちでうれション、こっちでうれションと粗相を大連発。
うれションをする度に雑巾でぺぺっと拭かれるマサオ。
拭かれた直後にまたすぐうれションするいたちごっこのマサオ。。
自分のうれション跡を『誰のやねん』と嗅ぎまくるマサオ。。。
粗相をしているのにこんなに可愛いことがあっていいのだろうか。
日頃は道ゆく犬を凝視することしか出来ないわたしにとって、久しぶりに合法で犬と触れ合えた喜びと衝撃は計り知れないものだった。
それ以来、写真フォルダのマサオを眺めては『次はいつ会えるのだろう』と、まるで恋を初めて知った少女の様にマサオに思いを馳せる始末である。
だから改めて宣言する。
わたしは犬派である、と。
たけのこ派で寿司派、から揚げにレモンはかける派かつ、犬派の方。
あなたとはなんだか気が合いそうなので、いたらこっそり教えてくださいね。
余談。
ブログのタイトルはいつもそれっぽい歌詞を引用してるんだけど、
今回はくるりの"ワン"ダーフォーゲルです。
そう。
犬だけに。
おわり。